SWELLのすごさを実感!無料テーマではできないこと一覧

たね吉

無料テーマのCocoonでWordPressブログを始めたんだけど、有料テーマとどれくらい違いがあるのか分からないんだよね

わかば

有料だからいろいろ便利なことがあるとは思うんだけど…

こんな風に、WordPressのテーマ選びで悩んでいませんか?

無料で高機能な「Cocoon」は多くのブロガーに支持されていますが、有料テーマには無料テーマでは実現できない便利機能やデザイン性が詰まっています

僕自身、CocoonからSWELLへ乗り換えたことで、記事作成の効率が格段にアップし、サイト全体の見た目も洗練されたものになりました。
カスタマイズ性も高いので、デザインの楽しみも増えました。

案内人コジート

結論としては、本気でブログに取り組むのなら、有料テーマを使用することをおすすめします。

この記事では、僕が実感した、SWELLにしかない魅力やCocoonにはない機能を、実際の画面(スクリーンショット)を交えてわかりやすく解説していきます。

「SWELLって本当に値段に見合う価値があるの?」「無料のCocoonで十分じゃないの?」と感じている方にこそ読んでいただきたい内容です。

出典:SWELL公式サイト
目次

日本で一番使われているテーマ

まず最初に、日本で一番使用されているテーマはSWELLです。

無料テーマである、Cocoon(2位)とLightning(3位)を抑えて、有料のSWELLが1位になっていることを考えると、それだけの魅力があるということが想像できると思います。

出展:WP-Search公式サイト

なぜSWELLが選ばれるのか?
主に次の点が優れています。

理由1:操作性が優れている
理由2:表示速度が速い
理由3:サポート体制が厚い
理由4:収益性を意識された機能が豊富

では、理由1から順に解説していきます。

理由1:操作性が優れている

多くの初心者ブロガーにとってCocoonは心強い存在であり、カスタマイズ性や機能面でも非常に優れています。
かくいう僕も、最初はCocoonから始まりました。

しかし、ブログ運営を継続していくと、それでも不便さを感じてしまいますが、そんな「かゆいところにも手が届く」のがSWELLです。

操作性が優れているポイントとして──

  • 文字のカスタマイズ
  • ブロックの種類が豊富
  • ブロックのカスタマイズ

の3点について解説します。

Cocoonと比較しながらみていきましょう!

文字のカスタマイズ

まず最初に最もよく使用する文字の装飾の違いについて見ていきましょう。

文字色・文字の背景色・マーカー・大きさについての、CocoonSWELLの違いは次のとおりです。
※タブを選択できます。

Cocoon

設定できる基本の色(デフォルトは黒)以外で選択できる色は、赤・青・緑のみ。

※ブロック全体の文字色にはなりますが、ブロック設定サイドバーを使うと、25色+カラーパレットからカスタム可能な6色、計31色から選択することも可能。

SWELL

メインカラーとメインカラーの薄い色、グレー、白、黒の5色が基本にあり、さらに管理画面で濃い色を4色、薄い色を4色の、計13色を登録しておくことが可能。

それ以外の色もカラーパレットを使って、カスタムで細かく選ぶことが可能。

案内人コジート

文字をカラフルにしても見にくいことが多いので、無料テーマ(Cocoon)でも十分かもしれませんが、選択肢が少ないと、他のブログと似たようなデザインになってしまいます。
自分の好みで細かく設定できたほうがいいですね。

ブロックの種類が豊富

次に、配置できるブロックの種類を見ていきましょう。

はじめからワードプレスに搭載されたブロックは共通ですが、CocoonSWELLのそれぞれに独自のブロックがあります。

Cocoon

SWELL

CocoonとSWELLに限らず、テーマを比較しようとしたとき、同じような機能にも関わらず、操作するところが異なることから、完全な比較は難しいです。

例えば、Cocoonにある「アイコンボックス」や「案内ボックス」は、SWELLではブロック設定サイドバーで選択するようになっています。

そのため、ここではSWELLの機能の中で、特に人気の高いブロックについて紹介します。

(1)リッチカラム

通常のカラムは「単に左右に分けるだけ」ですが、リッチカラムを使うと アイコン・画像・見出し・テキスト・ボタン までがセットになった美しいボックスを作成できます。

またCocoonに搭載されているカラムは「2カラム」「3カラム」のみなので、自由度でいうとかなりの差があります。

リッチカラムサンプル

リッチカラム

デバイス(PC・タブレット・スマホ)ごとに表示する割合を細かく設定可能なので、複雑なレイアウトにも対応可能。

セルを分割できるので、上にも──

下にもブロックを追加可能。

(2)FAQ

FAQとは『よくある質問集』のことで、SWELLのFAQブロックを使えば、デザイン性のあるQ&A形式を簡単に作成でき、SEOにも効果的です。

FAQサンプル

FAQってなんですか?

ユーザーがよく疑問に思う内容を 質問と回答の形式で整理したものです。
商品・サービス・Webサイト・ブログなどでよく利用されています。

SWELLのFAQはどんな特徴がありますか?

スタイルが豊富(シンプル/線あり/ボックス/ストライプ)で、Google向けの構造化データも自動生成される便利機能なのでSEOにも効果的
ちなみにこれは「ストライプ」で、上が「ボックス」です。

(3)リスト入りグループ

箇条書きのスタイルはよく使用しますが、リストとして様々な種類が用意されています。
リスト入りグループはWordPress標準ブロックですが、SWELLではデザイン面が強化されているため、標準よりも見やすいリストが簡単に作れます

リスト入りグループサンプル

  • リスト1
  • リスト2
  • リスト1
  • リスト2
  • リスト1
  • リスト2

(4)SWELLボタン

SWELLには、WordPress標準のボタンブロックに加えて、デザイン性と機能性を強化した「SWELLボタン」 が用意されています。

アフィリエイトリンクや内部リンクを目立たせたいときに、クリック率を高めるための効果的なブロックです。

(5)ステップ

SWELLには、ブログ記事で手順や流れを解説するときに便利な「ステップ」ブロックが搭載されています。
通常のリストでは単に番号を振るだけですが、ステップブロックを使えば「STEP1」「STEP2」といったラベルが自動的に付き、アイコンや色を自由にカスタマイズできます。

さらに、デザインスタイルも複数用意されており、シンプルにまとめたいときは「スモール」、強調したいときは「ビッグ」など、記事の雰囲気や目的に合わせて使い分けが可能です。

このブロックは、ブログの操作手順解説や商品購入までの流れ、設定方法の紹介記事などで特に効果を発揮します。読者が記事を読みながら自然に手順を追えるため、ストレスなく理解できるのが大きなメリットです。

単なる文章やリストでは伝わりにくい情報も、ステップブロックを活用することで視覚的に整理され、「わかりやすさ」=「読まれる記事」につながるでしょう。

スモール

STEP
スモール1
STEP
スモール2

デフォルト

STEP
デフォルト1
STEP
デフォルト2

ビッグ

STEP
ビッグ1
STEP
ビッグ2

案内人コジート

SWELLは「あったらいいな」と思う機能が多く搭載されているうえに、簡単に呼び出すことができるのが魅力です。
記事作成が効率的になり、ブログ記事を作成するのが楽しくなります。

ブロックのカスタマイズ

次にブロック設定サイドバーを見てみましょう。
SWELLとCocoonでカスタマイズできる内容がかなり差があります。

ブロック設定サイドバーとは?
ブロックを選んだときに出てくる 右側の設定パネルのことです。
ここからブロックのデザインを詳細に設定でき、カスタマイズすることができます。
左の図を参照してください。

配置するブロック(見出しや段落、リスト、画像など)によってパネルのメニューが変わりますが、「段落」と「リスト」の設定の違いについて見てみましょう。

Cocoonは、テキストや背景の色が選べる程度ですが、
SWELLは、「ボーダー」「スタイル」「デバイス制限」「ブロック下の余白量」までカスタマイズ可能です。

Cocoon

SWELL

段落全体のテキストや背景の色だったり、テキストの大きさを選べることが可能。

SWELLのブロック設定サイドバーには、「設定」(左側の歯車マーク)と「スタイル」(右側の丸いマーク)に分かれている。
「設定」では、ボーダーやスタイルなど様々なデザインが用意されている。詳細は下図参照。
マークはSWELL固有の項目。

SWELLのブロック設定サイドバー

SWELL固有の項目の説明

項目説明使用例
ボーダーブロックの外枠線を追加・装飾できる(実線・点線・太さ・色)注意書きボックスや商品紹介枠を目立たせる
スタイルデザインのテンプレートを選択(ストライプ・角に折り目・影付きなど)装飾されたボックスを簡単に作る
デバイス制限PC・タブレット・スマホなど、表示するデバイスを制御できるスマホでは非表示にする、PCだけに表を表示する
ブロック下の余白ブロック下の余白を調整できるボックス間に余裕を持たせる
案内人コジート

はっきり言って、テキストだけがずらりと並んでいると、読者は離脱しやすいので、少しでも見やすいデザインを考える必要があります。
そうすると、いろんなパターンがあったほうがいいのは明らかです。
ブロックのデザインの差は大きいかもしれませんね。

理由2:表示速度が速い

表示速度は読者の離脱率やSEO評価に大きく影響するため、テーマ選びにおいて重要な要素の1つです。
そして、SWELLは数あるWordPressテーマの中でも、表示速度の速さにこだわって設計されています。

実際、2025年の表示速度ランキングで SWELL が No.1 に輝いており、速度面での優位性が客観的に裏付けられています。

WordPressテーマの表示速度ランキング(2025年1月) 出展:WP-Search公式サイト

この高速性能は、SWELL が「必要なファイルだけを読み込む設計」に加え、「キャッシュ・遅延読み込み・CSS最適化」といった高速化機能を備え、さらに WordPress 高速化のプロによるノウハウが組み込まれているため実現しています。

SWELLでは、不要なスクリプトやスタイルを極力排除し、コードがシンプルかつ最適化されています。
そのため、ページ読み込みがスムーズに行われ、ユーザーはストレスなく記事を閲覧できます。

さらに、CSSやJavaScriptの読み込みを遅延させる機能も搭載されており、画像や動画が多いページでも軽快に表示されます。

高速化を意識して作られていないテーマでも、別途プラグインを導入すれば調整することは可能なのですが、SWELLの場合はテーマ自体が高速化の設計になっています。
そのため、テーマを導入するだけで「速いサイト」を実現できることになるので、特に初心者には大きなメリットです。

表示速度が速いと、SEO対策としても有利に働き、検索順位の向上やアクセス増加にもつながります。
つまり、SWELLを使えば「読者にとって快適なサイト」を作れるだけでなく、検索エンジンからの評価も高まりやすいのです。

理由3:サポート体制が厚い

SWELLが多くのユーザーから支持されている理由の3つ目は、サポート体制の充実です。

テーマの開発者が自ら積極的にマニュアル作成やバージョンアップに取り組んでいますし、数多くいるSWELLユーザーによる助け合いも相まって、初心者から上級者まで安心して使える環境を実現しています。

開発者自らが解説・改善に取り組む安心感

SWELLの大きな特徴のひとつが、開発者本人が積極的にテーマの改善や不具合対応に取り組んでいる点です。

公式サイトや更新履歴を見ると、ユーザーから寄せられた要望や不具合報告に対して、細やかなアップデートが頻繁に行われていることが分かります。

また、開発者自身がブログやマニュアルを通して、テーマの使い方や機能や設定方法の解説を直接発信しているのも安心できるポイントです。

WordPressやテーマ運営に不慣れな初心者でも、公式ドキュメントを参照すれば基本的な設定から応用的な使い方までスムーズに理解できる仕組みが整っています。

このように、開発者とユーザーの距離が近く、改善や解説が常に行き届いていることは、他のテーマにはないSWELLならではの安心感と言えるでしょう。

ユーザーコミュニティが築く助け合いの仕組み

SWELLには、公式フォーラム「SWELLER’S」が用意されており、ユーザー同士が疑問やノウハウを共有できる場が整っています。

テーマの使い方やカスタマイズ方法、トラブル解決など、実際の利用者ならではの視点で情報交換ができるのが大きな魅力です。

さらに、SWELLは利用者が非常に多いため、ユーザーが自主的に作成した解説記事やチュートリアル動画が数多く公開されています。
検索すれば、導入から細かいカスタマイズ方法まで豊富な情報が見つかるため、公式マニュアル以外でも情報が多くありますので、分からないことがあっても、すぐに解決します。

このように、開発者からの公式サポートに加えて、利用者同士のコミュニティが強固に存在していることが、SWELLの「サポートが手厚い」と言われる理由です。

理由4:収益性を意識した機能

SWELLはブログの収益化を強力にサポートする機能が豊富に備わっています。

広告の管理を効率化できる仕組みや、レビュー記事を見やすく整える専用ブロック、さらにクリック計測やABテストによる導線改善など、成果につながる仕掛けが整っているのが大きな魅力です。

広告管理を効率化できる『広告タグ』機能

アフィリエイトブログを運営するうえで面倒なのが、広告コードの貼り付けや差し替え作業です。

SWELLには、この手間を大幅に減らせる「広告タグ」機能が搭載されています。

SWELLの広告タグブロック

あらかじめ管理画面に広告コードを登録しておけば、記事中にはワンクリックで呼び出せるため、作業効率が格段にアップします。

さらに、広告ごとに表示回数やクリック数を計測できるので、どの広告が成果につながっているのかを把握できるのも大きなメリットです。

広告の設置から分析までを一元管理できる点は、収益性を意識するブロガーにとって非常に心強い機能といえるでしょう。

商品レビューブロックで収益記事を強化

商品やサービスを紹介する記事では、読者にとって見やすく、信頼性のある情報提供が欠かせません。

SWELLに搭載されている「商品レビューブロック」を使えば、商品名・画像・評価・メリット・デメリットをひとつのボックスに整理して表示できます。

さらに、構造化データに対応しているため、検索結果にレビューの星が表示される可能性があり、SEO面でも有利です。

視覚的にわかりやすいレビューは読者の理解を助け、購入意欲を高める効果が期待できます。
収益記事をより強力に後押しする機能といえるでしょう。

商品レビューサンプル

SWELL
総合評価
( 5 )
メリット
  • 操作性が優れている
  • 表示速度が速い
  • サポート体制が厚い
  • 収益性を意識された機能が豊富
デメリット
  • 値段は少し高め

クリック計測やABテストで導線を最適化

収益を高めるには、広告やボタンを「設置する」だけでなく、どの配置やデザインが最も成果につながるかを検証することが重要です。

SWELLには、ボタンやリンクのクリック数を簡単に計測できる機能があり、記事ごとの成果を数値で把握できます。

さらに、同じ位置に異なるデザインやテキストを表示して効果を比較できる「ABテストブロック」も用意されているため、読者の反応を見ながら導線を改善することが可能です。

実際のデータをもとに収益記事を最適化できる点は、他のテーマにはない大きな強みといえるでしょう。

ABテストのサンプル

<編集画面>

<公開したら──>

案内人コジート

読者のみなさんが見えているのは、AパターンかBパターンのどちらかだけだと思います。
ページを何度か更新すると、別のパターンに変わります。


SWELLのデメリット

これまで「選ばれる理由」を挙げてきましたが、デメリットについても記しておきます。

……と思っていたのですが、デメリットはただ1つ、「有料であり、少し高い」ということです。
ほかは、かなりブロガー・アフェリエイターのニーズを網羅できているテーマだと思います。

テーマ(有料)価格(税込)
JIN:R買切:19,800円
DIVER買切:17,980円
SWELL買切:17,600円
SANGO買切:14,800円
Affinger6買切:14,800円
案内人コジート

サブスクではなく買い切りなので、買ってしまうと、半永久的に使えるうえに、他のサイトでも使用できるので、長く運営していくことを考えると、むしろ安いと言えると思います。

まとめ

多くの初心者ブロガーにとって無料で使えるCocoonは心強い存在であり、カスタマイズ性や機能面でも非常に優れています。

しかし、ブログ運営を継続していくと、
 「もっと効率よく記事を書きたい」
 「デザインにこだわりたい」
と感じる場面が増えてきます。

いずれ有料テーマに変えるのなら、早めに変えておくべきです。
でなければ、記事をたくさん書いてから移管する際は大変な作業だし、早く変えればその分だけ、効果を最大化できます。

SWELLが日本で一番使用されているテーマなのですが、選ばれる主な理由は次の4つ。

理由1:操作性が優れている
理由2:表示速度が速い
理由3:サポート体制が厚い
理由4:収益性を意識された機能が豊富

もちろん、他のテーマと比較して優れているというよりも「目的に合っているか」が重要ですが、

  • ブログを本格的に収益化したい
  • 記事作成にかかる時間を減らしたい
  • デザインに悩まず、洗練されたサイトを作りたい

という方には、SWELLが間違いなく強力な武器になります。

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