失敗しないブログ名の決め方|覚えやすく愛着がわく名前をつける3つのポイント

たね吉

ブログの名前って、どんな名前がいいのか分からないんだけど…

わかば

他のブログと被ってしまうんじゃないかって不安もあるしね

案内人コジート

名前だから何でもいいんですけど、長く付き合っていくことを考えると、悩みますよね

ブログを立ち上げるときに、特化ブログか雑記ブログか、ジャンルはどうするか、そんなことを決めたら、次に考えないといけないのは、ブログ名です。

ブログ名は、読者に与える第一印象やSEO対策にも影響を与える要素ということもありますが、今後長く運営していくサイトになるわけなので、愛着のわく名前にしたいところですよね。

失敗しないための具体的なステップやアイデアを提示しながら、魅力的なブログ名をつけるためのヒントを解説していきますね。

目次

失敗しないブログ名のつけ方

ブログ名は、正直なところ、そこまで重要ではありません。
もし失敗したなと思えば、変更することも可能です。

ただ、どうせなら失敗したくないですし、気に入った名前のほうが、ブログに向き合うモチベーションも違ってくるというものです。

ここでは失敗しないブログ名のつけ方について説明します。

ポイントは次の3つです。

  • 短くて覚えやすい
  • 内容を反映させる
  • 独自性

短くて覚えやすい

まず、短くて覚えやすいことが重要です。これだけでもいいくらいです。

覚えやすいというのは、読者の記憶に残りやすいので、話題に出やすかったり、検索するときにも思い出してもらいやすいということです。

長すぎるタイトルは、読者にとって覚えにくく、思い出すことも難しいでしょう。さらにいうと、検索エンジンでも扱いづらくなります。

よくありがちなのは、英語にして、かっこいい名前にしているケースです。
本人が気に入っているのであれば、それはそれでいいのですが、覚えやすいかという点では、むしろマイナスになるでしょう。

お笑いのコンビ名やミュージシャンのバンド名、お店の名前、曲名、いろんなネーミングがありますが、あなたが好きな名前ってどんな語感でしょうか?

おそらく短くて、覚えやすい名前ではないでしょうか。

よほどのこだわりがあるのであれば別ですが、名前は短くて覚えやすいことを心がければ、失敗はないでしょう。

内容を反映させる

次に、内容を反映した名前であることがふくまれていると、なおベタです。

読者がタイトルを見ただけで、どのような内容が期待できるかを想像できることが理想です。

人間は案外イメージでいろんなことを決めて、期待したり、がっかりしたりします。

例えば──

「Café de Provence」という店名だけど、中に入ると畳とちゃぶ台が並ぶ昔ながらの茶店で、メニューはぜんざいと漬物定食だったら、がっかりしませんか?

「チョコレート・ファクトリー」という名前につられて、甘い香りを期待して行ってみたら、IT企業でプログラムのコードを書いているオフィスだったとき、がっかりしませんか?

名前と実体にギャップがありすぎると、「がっかり」「期待外れ」を引き起こしてしまいます。
いくら記事の中身がよかったとしても、違う目的で訪れた人からすると、やはり「がっかり」になってしまうのです。

つまり、できるだけブログのジャンルや軸となる内容を反映したサイト名にした方が、期待を裏切らないことにつながるわけです。

独自性

最後に、独自性です。

ブログのサイト名に独自性があることは、他の無数のブログの中で埋もれないことにつながります。

インターネット上では同じテーマを扱うサイトが数多く存在し、読者は検索結果やSNSのタイムラインで一瞬の印象で訪問先を決めます。

独自性のある名前は、読者に対して、その瞬間に「気になる」「覚えやすい」という感情を引き出し、クリックや再訪につながります。
一方、運営者本人からすると、独自性を出すことで、より愛着がわき、モチベーションにつながります。

ただ、初心者が最初から「独自性」を持つことは難しいのが現実です。
そのため、最初から「独自性」に縛られると、そこで詰まってしまいます。

「独自性」はあればいいですが、なくても悩む必要はないので、おまけ程度にとらえていただければと思います。

ブログサイト名をつけるときの注意点

ブログ名は究極、なんでもいいのですが、3つだけ注意点があります。

  • 他のブログと被らない
  • ネガティブな印象を与える名前
  • 難解な言葉

これらの注意点を考慮しながら、ブログ名をつけないと後悔しかねません。
その理由について説明します。

他のブログと被らない

ブログ名を決めるときは、必ず検索して、他に同じ名前のブログが存在しないか確認してください。k

もし、他の有名なブログ名と似ている場合は、混乱を招く可能性があります。
それに、間違った覚え方をされたり、独自性がなくなったり、最悪の場合──同じ名前を既に商標登録している企業や個人がいた場合──使用をやめるよう求められたり、法的トラブルになるリスクがあります

有名人の名前を使って偽サイトを作ってアクセスを誘導し、詐欺行為を行うような事例もあるので、紛らわしいことにならないようにした方がいいですね。

ネガティブな印象を与える名前

言わずもがなですが、集客したいと思っているなら、ネガティブワードで得する場面はほとんどありません。
キワモノ扱いされて、悪目立ちすることはあっても、長くは続かないものです。

ネガティブなブログ名がよくない理由は次のとおりです。

  • 広告主や提携先から敬遠される
    不快・過激・差別的などの印象があると、広告やアフィリエイトの提携拒否、単価低下につながることがあります。
  • 初見で敬遠される
    タイトルだけで不快感や不安感を持たれ、内容を読む前に離脱される可能性が高くなります。
  • ブランドイメージが固定される
    一度ネガティブな印象がつくと、その後のコンテンツがポジティブでも覆しにくくなります。
  • SNSや口コミで広まりにくい
    他人に紹介するときに、名前を口にするのが恥ずかしい、または避けられる場合があります。

よくない例をあげておきましょう。

よくないブログ名想定されるデメリット
貧乏底辺日記自虐的な印象が強すぎて、読者が共感よりも哀れみや距離感を感じる。広告主からも避けられる可能性。
愚痴と悪口ブログ攻撃的・ネガティブな雰囲気が強く、初見で読む気がなくなる。炎上リスクも高い。
死ぬまで暇つぶし暗い印象で、前向きなテーマの記事と矛盾する。健康や自己啓発系ジャンルでは特に不適合。
老害のつぶやき年齢差別的な印象を与え、幅広い層から反感を買う。SNSシェア時に批判が集中する恐れ。
借金地獄放浪記個人的体験ブログとしては興味を引くが、金融系広告や提携が通らない場合がある。

難解な言葉

「失敗しないブログ名のつけ方」で触れたように、ブログ名は「短くて覚えやすい」のが基本です。
難解な言葉を使用すると、次のようなデメリットが生じます。

  • 読めない・発音できない
    読者が正しく読めないと、検索や口コミで正しく伝えられず、アクセス機会を逃します。
  • 覚えにくい
    意味や響きがわかりにくく、再訪や指名検索が難しくなります。
  • 意味が伝わらない
    言葉の意味がわからないと、ブログのテーマや雰囲気がイメージできず、クリック率が低下します。
  • スペルミスや入力間違いが増える
    特に外国語や造語は、ユーザーが検索するときに誤入力しやすく、流入が減ります。
  • SEO上の不利
    誰も検索しない単語や難しい漢字は、自然検索からの流入がほぼ期待できません。

よくない例も挙げておきます。

よくないブログ名想定されるデメリット
朧霞草紙
(おぼろがすみぞうし)
漢字が難しく、読めない人が多い。意味も伝わらず、テーマが推測できない。
Floccinaucinihilipilification英単語だが非常に長く、覚えられない・入力できない。口頭で紹介できない。
玻璃色の扉
(はりいろのとびら)
「玻璃(はり)」という漢字が難読で、検索されにくい。
Χαρά
(ハラ)
ギリシャ語表記で読めない。ブラウザやフォント環境によって文字化けする可能性。
薔薇夢幻
(ばらむげん)
漢字は美しいが、打ちにくく覚えづらい。入力のハードルが高い。

ブログ名は自分のセンスを活かして、自分が気に入るのが一番ですが、この3つは注意してください。

  • 他のブログと被らない
  • ネガティブな印象を与える名前
  • 難解な言葉

ブログ名を決めるための具体的な手順

ブログ名を決めるのに悩んだときは、具体的な手順を踏むと効果的です。

手順は次の3ステップです。

  1. アイデア出し
  2. 候補の絞り込み
  3. 優先順位決め:

ネーミングのためには、いくつかのツールやリソースを活用することができます。
例えば、ネーミングジェネレーターを使うことで、アイデアを得ることができます。

しかし、最近ではAIの進化が著しく、CHAT GPTなどの生成AIを使って壁打ちすると、いろいろなアイディアをだしてくれます
ブレーンストーミングから候補の絞り込みのアドバイスまでくれるので、考えをまとめるのにとても有効です。

世の中には、優れたネーミングは多数存在しますので、それらを参考にしながら、AIと議論すると、より精度の高い候補をあげてくれるはずです。

いいネーミング特徴
クックパッドシンプルで覚えやすく、内容を反映している
地球の歩き方専門性を示しつつ、親しみやすさも兼ね備えている
モノタロウ工具・資材通販サイト。固い業種ながら、昔話の「桃太郎」に似た親しみやすい響きで記憶に残る。
じゃらん宿泊予約サイト。擬音のような親しみやすさがあり、短くて覚えやすい。ロゴや広告との相性も抜群。
メルカリ「マーケット」+「カリ(ラテン語で商い)」を組み合わせた造語。響きが柔らかく、スマホ世代にも浸透。

当然、誰か身近にブログの先輩などがいるなら、そういう人に意見を聞きながらでもいいでしょう。

ある程度、候補が絞り込めたら、他のブログと被っていないか確認したり、ドメイン名の取得状況などによって、除外しなければならないこともあるので、優先順位を決めておけば、自ずとつけるべき名前が決まってくるでしょう

まとめ

気に入ったブログ名が決まると、いよいよいつでもWordPressの開設ができる状態が整います。

ブログ名はなんでもいいのですが、やはり長く使っていく名前なので、多少は時間をかけて考えてみましょう。
何時間も集中して考えなくてもいいですが、最低でも1日は空けることを考慮して、2日はかけてください。

そして、次のことを参考に、ぜひ長く付き合っていける、すばらしい名前をつけてくださいね!

失敗しないブログ名のつけ方

  • 短くて覚えやすい
  • 内容を反映させる
  • 独自性

ブログ名を決めるときの注意点

  • 他のブログと被らない
  • ネガティブな印象を与える名前
  • 難解な言葉

ブログ名を決めるときの手順

  1. アイデア出し
  2. 候補の絞り込み
  3. 優先順位決め:
目次